JR貨物・交流電気機関車
このページは交流電気機関車を紹介します。


ED75形
車両番号ED75 1039
所属仙台総合鉄道部
撮影場所岩沼〜館腰
コメント 交流電化区間の拡大に伴い、汎用交流機関車として1963年に登場したのがEF81形です。東北地方の貨物列車や客車列車が中心でしたが、北海道や九州にも投入されています。写真は1000番台で、高速貨物列車や20系客車牽引に対応するために1968年に登場したものです。現存機は全てJR貨物にいますが、写真の1039号機は未更新で、原色のままです。

ED76形
車両番号ED76 37
所属門司機関区
撮影場所南延岡
コメント ED75形をベースに九州の事情に合わせて設計し、1965年に登場したのがED76形です。一部が北海道でも活躍していましたが、現在に至るまで一貫して九州内で活躍しています。写真の37号機は基本番台の一つですが、現存する数少ない前期車で、ナンバーが車体に直接貼り付けられています。
 37号機は2010年度に廃車されたようです。

車両番号ED76 55
所属門司機関区
撮影場所鹿児島
コメント 基本番台の後期車で、車番表示がブロック式になった他、前面窓下の通風器が1つになるなどマイナーチェンジされています。尚、JR九州所属のED76形は全てこのタイプです。

車両番号ED76 1012
所属門司機関区
撮影場所鹿児島
コメント 高速貨物列車対応と20系客車牽引対応を施して1970年より登場したのが1000番台です。1000番台になったぐらいで基本的には基本番台とはあまり変わりません。全てJR貨物に所属し、貨物列車の牽引に活躍しています。

ED79形
車両番号ED79 51
所属五稜郭機関区
撮影場所釜谷
コメント 青函トンネルを有する津軽海峡線用の機関車としてED75形を改造して登場したのがED79形です。常時高湿環境対応のみならず、勾配対策もなされています。写真の51号機は貨物列車増発の為に1989年にJR貨物が新製したグループで、50番台となっています。ただ、基本的に基本番台とは変わりません。津軽海峡線の貨物列車はEH500形への置き換えが進んでおり、基本番台牽引の貨物列車は既に消滅しており、現在は50番台のみ運用されています。



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