JR貨物・交直流電気機関車
このページは交直流電気機関車を紹介します。


EF81形
車両番号EF81 28
所属富山機関区
撮影場所高槻
コメント 日本海縦貫線の電化の進捗に合せて交流50Hzと60Hzと直流の三電源方式の区間を通過できる機関車として1968年に登場したのがEF81形です。日本海縦貫線のほか、常磐線や関門トンネル区間などにも投入され、貴重な交直流電気機関車として貨物列車や客車列車の牽引機として重宝されています。写真は基本番台の初期型で、切り欠きナンバーや前面のルーパーなどが特徴になっています。しかし、初期車は老朽化に伴い、置き換えが進んでおり、残り少なくなっています。

車両番号EF81 117
所属富山機関区
撮影場所弘前
コメント 1972年に登場した基本番台の後期型です。内部機器や運転台などに改良が行われています。しかし、老朽化が進んでいるため、後継車のEF510形に置き換えられつつあります。車体下部の白帯は更新工事済である事を示しています。

車両番号EF81 406
所属富山機関区
撮影場所浪岡
コメント EF81形基本番台に対して関門トンネル通過対策を施したのが400番台です。JRでは寝台列車牽引用と貨物列車牽引用それぞれJR九州とJR貨物に分けられましたが、JR貨物分はEH500形の投入に伴い、一部が日本海縦貫線に転用されています。

車両番号EF81 501
所属富山機関区
撮影場所瀬田
コメント JR化以後に貨物列車の輸送力増強のために1989年に投入されたものです。基本的な仕様は基本番台に準じていますが、ナンバーの位置が変わるなどマイナーチェンジが加えられています。車体下部の白帯は更新工事済である事を示しています。

車両番号EF81 746
所属富山機関区
撮影場所山科
コメント 省令改正により運転記録情報取り付けが義務付けされましたが、JR貨物のEF81形はその対象外となったため、取り付け済みの旅客会社の車両と区別するために2012年5月より基本番台に対して+600されて600番台に改番されています。番号の変更のみで仕様はそのままです。初期車についてはナンバーが切り欠きからブロックに変更されています。

EH500形
車両番号EH500−7
所属仙台総合鉄道部
撮影場所弘前
コメント EH500形は首都圏〜五稜郭間を機関車交換無しでスルー運転できるように開発された機関車で、出力増大や粘着性確保などのために2車体連結+8軸使用のH級となっています。1998年より首都圏〜五稜郭間の貨物列車の牽引に投入され、順調に増備し主力として活躍中です。写真の7号機は2次車にあたり、前面灯の位置変更などのマイナーチェンジが行われています。

車両番号EH500−32
所属仙台総合鉄道部
撮影場所岩沼〜館腰
コメント 2001年より投入された3次車です。3次車から車体の塗色が変更されていますが、現在もこの形態で投入されており、EH500形で最大のグループを成しつつあります。ほとんどが首都圏〜北海道の貨物列車にて活躍しています。

車両番号EH500−46
所属門司機関区
撮影場所門司
コメント 2007年に関門トンネル通過列車のEF81形重連の置き換え及び1300t貨物列車の運行に合わせて門司にも投入されました。基本的に仙台に配置されている車両と同じですが、青函トンネルを通過する運用がないことから青函トンネル用のATCを省略しています。

EF510形
車両番号EF510−4
所属富山機関区
撮影場所高岡
コメント 日本海縦貫線で活躍しているEF81形を置き換えるために2002年に登場したのがEF510形です。EF510形はEF210形をベースに設計されており、コストダウンなどの現状に合せた設計になっています。日本海縦貫線に投入されていますが、2010年にはJR東日本にも投入される予定です。



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