山科営業所・三菱ふそう
 山科営業所は元々三菱ふそうを導入しており、生え抜き車がけっこういます。近年は日野車の転属によって三菱ふそうが減少しつつありますが、転入車やBタイプは全て三菱ふそうで固められるなど根強く維持し続けています。

社番B−1715
登録番号京都22か4764
形式三菱P−MP218M改
年式1989年式
撮影場所比叡平
コメント かって7台も在籍していた平成元年式の比叡山線用車両です。比叡山線は全てBタイプで運用されているため、京阪バスの中でBタイプが一番多く配置されています。平成元年のBタイプは経年のために2003年から1年間、少しずつ廃車を進め、B−1720を最後に全廃されました。


社番B−1777
登録番号京都22か5045
形式三菱P−MP218M改
年式1990年式
撮影場所三条京阪
コメント 平成2年式の比叡山線用のBタイプです。15年以上比叡山線で活躍し続け、更に京阪バスのパンフレット関係にシャトルバスに充当された様子の写真が載るほどメイン的な車両でした。しかし、寄る年波に勝てず、2006年のB−1777を最後に全廃されてしまいました。ちなみにこの内B−1777は京阪バスで三菱ふそうの最後のP代大型車でした(京阪宇治交通引継ぎ車は除く)。この車両の廃車によって独特のリア形状もおさらばになりました。

社番A−1795
登録番号京都22か5286
形式三菱U−MP218M
年式1991年式
撮影場所三条京阪
コメント 山科生え抜きの1991年式三菱車です。他にも大阪地区からの転入車がいるのでかなりの数になります。しかし、Aタイプとしては最古参車となっており、いつ置き換えられるのか気になっていたんですが、2007年夏よりノンステ新車が入り、その影響で全車廃車されました。

社番A−1818
登録番号京都22か5532
形式三菱U−MP218M
年式1992年式
撮影場所山科駅
コメント 見た目は山科生え抜きのごく普通な1992年式のエアロスターKですが、実は凄い経歴を持っています。新製配置は山科ですが、一時期子会社の京阪シティバスに在籍したことがあるのです。京阪バスで唯一の子会社からの返り咲き車です。しかし、現在は廃車されています。

社番A−1830
登録番号京都200か 664
形式三菱U−MP218M
年式1992年式
撮影場所河原町五条
コメント 元高槻の1992年式のエアロスターKです。1992年式は山科生え抜きがいましたが、2002年ごろだったと思いますが、全車が大阪地区に転出しました(A−1818を除く)。しかし、2003年頃に逆に大阪地区から数台が転入してきています。現在は数台が残っている模様ですが、壊滅的な状態です。

社番B−1854
登録番号京都22か5702
形式三菱U−MP218M改
年式1993年式
撮影場所比叡平
コメント 1993年式の比叡山線用のBタイプで、B−1853・1862の3台が登場しました。仕様は1990年式のものを引き継いでいます。2006年に1990年式のBタイプの置換えが完了すると、置換えの矛先はこの1993年式に向けられ、2007年夏に一気に全廃されてしまいました。これによって2004年から開始されたBタイプの置換えが完了しました(正に嵐のようでした)。

社番A−1863
登録番号京都22か5768
形式三菱U−MP218M
年式1993年式
撮影場所山科駅
コメント 山科生え抜きの1993年式です。かって1993年式は多数在籍していましたが、山科に新車が入るたびに大阪地区に転出し、生え抜きのAタイプは残りこの1台のみになっていました。現在は廃車されています。

社番A−1053
登録番号京都22か6121
形式三菱U−MK218J
年式1994年式
撮影場所山科駅
コメント 狭隘路線で活躍しているエアロミディです。山科には生え抜きを含めて数台が活躍していたようですが、何故か同年式の日野レインボーの転入に伴って全廃されました。

社番A−1885
登録番号京都22か6130
形式三菱U−MP218M
年式1995年式
撮影場所山科駅
コメント 山科生え抜きの1995年式三菱車です。この車両はラッピングバスになったこともあります(エアロスターMとニューエアロスターはラッピングされる事が多いです)。山科のエアロスターMはU代のものは大阪への転出で数を減らしています。山科に残存していた車両も転入車などによって廃車され、京阪京都交通へ移籍されています。

社番B−1901
登録番号京都22か6200
形式三菱U−MP218M
年式1995年式
撮影場所山科駅
コメント 1995年式のエアロスターMのBタイプです。しかし、エアロスターMのBタイプは全車ターボがないため比叡山線には入らず、山科・醍醐地区の運用や貸切として活躍しています。2010年にブルーリボンUのBタイプ投入に伴い、全廃されています。

社番A−1915
登録番号京都200か1758
形式三菱KC−MP217M
年式1996年式
撮影場所山科駅
コメント 1996年式のエアロスターMです。写真の車両は大阪地区からの転入車です。かって山科にもA−1912が新製配置されていましたが、わずかな期間で大阪地区に転出してしまったため、久々の復活になります。因みにA−1912も大阪地区から追い出されましたが、古巣の山科ではなく大津に転属しています。

社番A−1922
登録番号京都22か6417
形式三菱KC−MP317M
年式1997年式
撮影場所環状山科
コメント 山科生え抜きの1997年式ニューエアロスターです。山科のニューエアロスターのリーフサスはかって3台投入されていましたが、2台が転出し、1台のみという時代が長く続いていました。しかし、2008年に2台が古巣に戻ってきました。A−1922はよくラッピングバスとして走っていましたが、現在はごく普通な車両になっています。

社番A−1929
登録番号京都22か6491
形式三菱KC−MP717M
年式1997年式
撮影場所山科駅
コメント 山科生え抜きの1997年式三菱車です。A−1926からエアサス車となり、窓に金色に似たフィルムが張られるようになり、一層高級感が増しました。ちなみに車内に横向きシートが設けられるようになったのもこの代からです。ちなみにエアサスの初期は後部リア付近の塗色処理がリーフサス時代と同じになっています。

社番A−1933
登録番号京都200か2293
形式三菱KC−MP717M
年式1997年式
撮影場所山科駅
コメント 高槻から転入してきたA−1933です。これは1997年式のエアサス車の初期タイプですが、リア付近の塗り分けが変わり、現在に続くものになりました。

社番B−1941
登録番号京都22か6539
形式三菱KC−MP717MT
年式1998年式
撮影場所上花山久保町
コメント 1986・1987年式Bタイプ置換えの為に3台が登場したニューエアロスターのBタイプです。ツーステップのBタイプはこれが最後になります。3台のうち1台は特定用として大阪地区へ転出しました。

社番W−1942
登録番号京都22か6611
形式三菱KC−MP717M
年式1998年式
撮影場所上花山久保町
コメント 1998年に京阪バスとして初めて登場したワンステップバスです。車内は試作的な要素が強いですが、京阪バスの低床化に貢献しています。

社番A−1945
登録番号京都200か2350
形式三菱KC−MP717M
年式1999年式
撮影場所四条烏丸〜四条大宮
コメント 高槻から転入してきた1999年式のAタイプです。山科のAタイプは1997年式が最後なので、1998年式は転入によって初めて登場したことになります。

社番W−1953
登録番号京都200か  23
形式三菱KC−MP717M
年式1999年式
撮影場所山科駅
コメント 初めてのワンステップバス投入後、ほどなくして登場した量産タイプのワンステップバスです。2台が在籍しています。

社番W−1987
登録番号京都200か 437
形式三菱KL−MP35JM
年式2002年式
撮影場所竹田駅西口
コメント 山科にとって3年ぶりの新車となるワンステップバスです。今回からKL代になりましたが、車内は随分変わりました。しかし、大阪地区の流入規制に伴って2台とも2008年に男山へ転出しました。

社番W−1997
登録番号京都200か 573
形式三菱KL−MP35JM
年式2003年式
撮影場所四条京阪前
コメント 2003年に登場したLED式行先表示機を備えたワンステップバスです。山科のWタイプではこれが最新になります。
社番B−1205
登録番号京都200か 766
形式三菱KL−MP35JM
年式2004年式
撮影場所大津駅
コメント 平成元年式のBタイプの置換えを加速させるために投入されたニューエアロスターのBタイプです。2004年6〜9月に4台が導入され、平成元年式を全て置き換えました。車内仕様は先年に投入された日野ブルーリボンシティと同じです。

社番B−1219
登録番号京都200か1324
形式三菱PJ−MP35JM
年式2006年式
撮影場所比叡山頂
コメント 残存していた平成2年式P代を置き換えるべく2006年7月に増備された車両です。今回よりPJ代になった他、車内が標準仕様に変わりました。

社番B−1237
登録番号京都200か1638
形式三菱PJ−MP35JM
年式2007年式
撮影場所三条京阪
コメント 2006年のB−1224の投入によってP代のBタイプは全廃されましたが、2007年からは1993年式のBタイプを置換えるために更に増備されました。2007年夏のB−1237の登場をもって古参Bタイプの置き換えが完了しました。エアロスターのワンステのBタイプは14台登場した事になります(内1台(B−1229)はB−1939転出に伴う代替)。



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