高槻支所
 高槻支所は淀川の西側近くに車庫を構え、枚方市駅〜JR高槻駅・JR茨木駅を結ぶ路線を中心に受け持っています。幹線中心なので系統が少なく、しかも高槻が受け持つエリアの路線図を見ると特徴的な形をしています。車両はごく一部を除いて三菱ふそうで揃えられていて、しかも中型車がロングノンステップバス以外在籍していないのも特筆に値するでしょう。
 2007年10月より京阪バスで初めてPITAPAに対応し、それに伴って運賃箱がICカード対応のものに交換されました。

社番A−1835
登録番号大阪22あ6646
形式三菱U−MP218M
年式1992年式
撮影場所枚方市駅北口
コメント 高槻ではすでに消滅しているエアロスターKです。高槻にはもちろん多数在籍していましたが、新車の大量登場によって1992年式のエアロスターKは既に全廃されています。

社番A−1859
登録番号大阪22あ6795
形式三菱U−MP218M
年式1993年式
撮影場所枚方市駅北口
コメント 1993年式のエアロスターKです。1992年式とはリアのランプの形状以外はほぼ同じですが、エアロスターKはこの年式が最後です。2007年ごろには全て廃車されました。

社番A−1913
登録番号大阪22あ7564
形式三菱KC−MP217M
年式1996年式
撮影場所枚方市駅北口
コメント 高槻では1994年式からエアロスターMが登場し、順次増備されてきました。写真の車両はその最終のグループです。しかし、相次ぐ後継車の登場により、20078年をもって全廃されています。尚、高槻はエアロスターMの最終投入車のほとんどがここに所属していたのが特徴でした(高槻に在籍したことのない車両はA−1911の1台のみ)。

社番A−1920
登録番号大阪22あ7607
形式三菱KC−MP317M
年式1996年式
撮影場所JR高槻駅
コメント ニューエアロスターの登場当初から高槻にも配置されています。リーフサスのニューエアロスターは高槻に3台が投入されています。写真の5A系統はJR高槻駅から番田一丁目を結んでいますが、出入庫系統としての役割があります。高槻発は番田一丁目行きですが、高槻行きは竹の内町始発になります。

社番A−1931
登録番号大阪22あ7789
形式三菱KC−MP717M
年式1997年式
撮影場所枚方市駅北口
コメント 山科に配置されたA−1926からエアサス車となり、窓に金色に似たフィルムが張られるようになり、一層高級感が増しました。ちなみに車内に横向きシートが設けられるようになったのもこのグループからです。高槻には3台が配置されています。

社番A−1945
登録番号大阪200か 168
形式三菱KC−MP717M
年式1999年式
撮影場所枚方市駅北口付近
コメント 1999年式のニューエアロスターのAタイプです。エアサスが標準になりますが、ニューエアロスターとしての仕様がまとまったのもこのグループからです。AタイプはKL代に移行する直前まで投入が続きます。

社番W−1954
登録番号大阪200か 282
形式三菱KC−MP717M
年式1999年式
撮影場所阪急高槻
コメント 1999年に高槻にとって初めてとなるワンステップバスが投入されました。このグループは1台のみが入りましたが、順次増備されています。

社番W−1977
登録番号大阪200か 729
形式三菱KL−MP35JM
年式2001年式
撮影場所枚方市駅北口
コメント 2001年から本格的にワンステップバスが登場します。写真の車両はKL代の初期タイプで三菱重工のクーラーコンデンサを搭載しています。

社番W−1984
登録番号大阪200か 985
形式三菱KL−MP35JM
年式2002年式
撮影場所枚方市駅北口
コメント 2002年からマイナーチェンジが行われており、クーラーがデンソー製になっています。写真はA−1920の項で話した5A系統の高槻駅行きです。春日町〜JR高槻間のルートが1系統と異なります。

社番W−1200
登録番号大阪200か1233
形式三菱KL−MP35JM
年式2003年式
撮影場所枚方市駅北口
コメント 2003年に登場したLED式行先表示機を備えたWタイプです。三菱大型車の番号が1999まで行ったので、1200番台へ戻っています。写真の16系統は高槻が受け持つ枚方市駅側で唯一淀川を渡らない系統です。

社番N−1105
登録番号大阪200か1482
形式三菱KK−MK27HM
年式2004年式
撮影場所玉川橋団地
コメント 2003年ごろから高槻にもエアロミディの中型ロングノンステップバスが入るようになり、高槻にもノンステップバスの波がやってきました。しかし、高槻には団地輸送と都市間輸送が一緒になってるので、中型ロングは不向きと判断されたのか2004年式をもって増備が途絶えます。

社番N−3149
登録番号大阪200か1544
形式日野KL−HR1JNEE
年式2004年式
撮影場所枚方市駅北口付近
コメント 2004年の冬の新車から三菱ふそうリコール問題から高槻に異例の日野新車が入るようになり、まず中型ロングが入りました。高槻に日野だなんて違和感ありです。最初は1号経路をメインに入っていましたが、最近は各路線に入っているようです。

社番W−3843
登録番号大阪200か1570
形式日野KL−HU2PMEA
年式2004年式
撮影場所JR宇治駅付近
コメント 2004年に中型ロングに続いて日野のブルーリボンシティのワンステップバスも2台入りました。高槻としては異例な選択です。しかし、何か問題あったらしく、第一戦から退いている状態です。

社番W−1214
登録番号大阪200か1772
形式三菱PJ−MP35JM
年式2005年式
撮影場所枚方市駅北口付近
コメント 2005年12月に1年半以上の沈黙を破って三菱ニューエアロスターのワンステップバスが復活しました。今回からPJ代に移行し、最前部に小窓が設けられるなどマイナーチェンジが多数行われています。このエアロスターの投入で新車は中型ロングメインから大型車に戻ることになりました。

社番W−1218
登録番号大阪200か1981
形式三菱PJ−MP35JM
年式2006年式
撮影場所枚方市駅北口
コメント 2006年夏に増備されたニューエアロスターのワンステップバスです。今回のグループより灯火器基準改正に対応した仕様となり、車内も標準仕様に基づいてポールが橙色になるなど仕様変更が行われています。

社番W−1223
登録番号大阪200か2106
形式三菱PJ−MP35JM
年式2006年式
撮影場所枚方市駅北口付近
コメント 2006年式のニューエアロスターのワンステップバスです。仕様は上のW−1218と同じです。

社番B−1232
登録番号大阪200か2243
形式三菱PJ−MP35JM
年式2007年式
撮影場所JR山崎駅
コメント 経年となったBタイプを置換えるために2007年夏に登場した兼用車です。兼用車ながらワンステ構造になっているのが特徴で、2人掛けシートを多用しています。平日朝ラッシュに一般運用に入る以外はほとんど競馬輸送に就いているようです。

社番B−1238
登録番号大阪200か2375
形式三菱PKG−MP35UM
年式2008年式
撮影場所JR山崎駅
コメント 経年となったBタイプを置換えるために2008年1月に増備された兼用車です。今回から新長期規制適合車となり、かつ尿素SCRシステムを採用しています。灯火器規制で無くなっていたリアの補助ランプが復活しているのが区別点です(ただ、ランプの配列がPJ代とは変わっています)。車内はワンステの兼用車と同じです。

社番N−3959
登録番号大阪200か2781
形式日野PDG−KV234N2
年式2009年式
撮影場所枚方市駅北口付近
コメント 2008年に高槻にも大型ノンステが入るようになりましたが、その時は日野のブルーリボンUが選択されています。高槻に日野とは異例かもしれませんが、京阪バスの近年の新車はATを原則的に採用していることもあり、日野に流れたのだと思われます。

社番N−6201
登録番号大阪200か3043
形式いすゞLKG−LV234N3
年式2010年式
撮影場所枚方市駅北口付近
コメント 2010年式のエルガノンステです。ポスト新長期規制適合車の第一弾は意外といすゞでの投入となりました。京阪バスがいすゞを購入するのは約30年ぶりで、6000番台という番号が与えられました。LKG代になった以外はブルーリボンUとほぼ同じです。

社番N−3220
登録番号大阪200か3200
形式日野LKG−KV234N3
年式2011年式
撮影場所枚方市駅北口付近
コメント 2011年式のブルーリボンUノンステです。2010年にはエルガが2台入りましたが、今度はいつも通りブルーリボンUが入りました。エルガと同じくポスト新長期規制適合車となります。



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