小田原
概略 滋賀県大津市小田原一丁目にある停留所で、小田原という小さな集落の中心にあります。周辺は山の中に囲まれており、大津市とは思えない田舎です。バス停は自治会館の中に設けられています。小田原は元々京阪宇治バス石山線の途中停留所でした。しかし、2008年10月末限りで京阪宇治バスの石山線が廃止になったに伴い、大石小学校〜小田原間のみ京阪バスに引き継がれ、大石地区フィーダー路線の一つとして存続しています。子会社から路線を引き継ぐケースは京阪バスグループでは初めてです。
 ちなみに小田原集落は大津市の最南端に位置し、かつ滋賀県の最南端でもあります。更に京阪バス大津支所管内の最南端でもあるので、最南端づくしですね・・・。
発着する系統4G号経路
乗り場

 乗り場は自治会館の倉庫の脇に設けられています。バス停は道路から坂を降りて自治会館の敷地内に入り、正面前にいったん入った後、バックで乗り場に据付されます。乗り場の向かい側にはトイレ、奥には運動場が設けられているので生活的な雰囲気が強そうですね・・・。

 バスは倉庫のすぐそばに設けられているので、倉庫の側に設置されているバス停ポールが肩身狭そうな感じになっています。
停留所図
フォトグラフ

 小田原バス停の道路側には上屋とベンチが設けられています。これは京阪宇治バス時代にバス停として機能していた名残りです。京阪宇治バス時代は石山駅〜維中前の途中停留所として機能していたのですが、京阪バスになって起終点となったため、上屋とベンチはバス停のツールとしての機能を失うことになりました。

 京阪宇治バス時代の小田原バス停です。バス停ポールは道路側に設けられていました。それは京阪宇治バスにおける小田原折返し便が出来たのは比較的最近のことで、依然と途中停留所としての扱いだったことによるもののようです。ちなみに小田原折返し便の乗降扱いは現在と同じ場所で行っていたのですが、その場にはバス停ポールがありませんでした。利用客は地元のみだから無くてもわかってたんでしょうね・・・。

 京阪宇治バス時代の道路側の乗り場です。時刻表は小田原折返し便も含めて全て掲載されていました。

 京阪宇治バス時代の末期の写真ですが、撮影時には既に京阪バスのバス停ポールが設置されていました。しかし、枠のみで時刻表はまだはめていませんでした。



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