京成バス分離子会社
 京成バスでは平成年代に入ると、経営難から多数の営業所が京成バス本体から分離され、多数の子会社に移管されました。このページではそれらの子会社を紹介していきます。

ちばフラワーバス
 ちばフラワーバスは京成分離子会社の中で一番早く分離設立された会社で、旧京成電鉄成東営業所を引き継いで1995年に誕生したものです。成東営業所は日野メインだったため、日野車が多く導入されていますが、最近は三菱ふそうも少数ながら導入されています。ちなみにバスの低床化比較的遅かったようです。

社番6465
登録番号千葉22か3831
形式日野U−HT2MMAA
年式1995年式
撮影場所千葉駅
コメント U代のごく普通なブルーリボンで、元京成電鉄からの引継ぎ車です。古参に近い状態で淘汰が進められているようです。

社番6406
登録番号千葉200か  48
形式日野KC−RJ1JJCA
年式1998年式
撮影場所成東駅
コメント 1998年式のレインボーですが、ちばフラワーバスとして分社化された後に導入された新車です。とはいえ、京成バスとほぼ同仕様のようです。レインボーは成東ローカルで活躍中です。

社番6318
登録番号千葉200か 196
形式三菱KC−MS815S
年式1999年式
撮影場所千葉駅
コメント 千葉〜成東間の特急バス用のエアロバスです。特急バス用であることからメトロ窓かつトイレなしという簡素な仕様になっています。

社番6438
登録番号千葉200か 996
形式日野KL−HU2PMEA
年式2003年式
撮影場所千葉駅
コメント ちばフラワーバスとして分社化された後に導入された新車です。新車といっても独自色は出さずに京成バスとほぼ同仕様のものを導入しているようです。

社番6444
登録番号千葉200か1919
形式日野PKG−KV234L2
年式2008年式
撮影場所千葉駅
コメント 2008年式のブルーリボンUのワンステです。ブルーリボンシティの後はブルーリボンUとして順次投入されています。

社番6322
登録番号成田200か 172
形式日野PKG−KV234Q2
年式2008年式
撮影場所千葉駅
コメント 特急バス用として投入されたブルーリボンUのワンロマ車です。コストダウンのためのか、路線車と同じ顔になりましたが、前面行先表示器が小さいのが大きなポイントです。それにブルーリボンUなのに三菱ふそうの社番を付けていますが、ちばフラワーバスにとっては高速車を意味しているのでしょうね・・・。


ちばレインボーバス
 ちばレインボーバスは京成分離子会社の中で2番目に分離設立された会社で、旧京成電鉄船橋営業所船尾車庫と松戸営業所白井車庫を引き継いで1998年に誕生したものです。船尾車庫は日野、白井車庫は三菱ふそうがメインでしたが、分離後は三菱ふそうの新車を多く導入しており、三菱車の比率が高まりつつあります。

社番301
登録番号習志野200か 588
形式いすゞU−LR332J
年式1993年式
撮影場所勝田台駅北口
コメント 京成グループながら小田急からやってきたいすゞLRが活躍していますね・・・。これは勝田台駅からフルガーデン八千代を結ぶ無料送迎バスに使用されています。従って、一般路線に入ることはありません。

社番212
登録番号習志野22を2643
形式三菱U−MP218M
年式1993年式
撮影場所津田沼駅
コメント 元京成電鉄の三菱MPで、ちばレインボーバスの誕生に伴って移籍してきました。移籍に当たって塗色の変更は行いましたが、それ以外はそのままのようです。写真の車両は船尾車庫に所属して船尾線を中心に走っています。

社番201
登録番号習志野22を3233
形式三菱KC−MK219J
年式1998年式
撮影場所千葉ニュータウン駅
コメント 1998年式のエアロミディのワンステです。元々印西市の特定用でしたが、一般路線に転用されています。船尾車庫に所属し、千葉ニュータウン駅発着路線を中心に入っています。

社番133
登録番号習志野200か 236
形式日野KL−HU2PMEA
年式2002年式
撮影場所千葉ニュータウン駅
コメント ちばレインボーバスとしての初の一般路線用新車ですが、ブルーリボンシティのワンステとして投入されました。中扉が4枚折戸になっている点が親会社とは異なる点です。

社番150
登録番号習志野200か 447
形式日野KL−HU2PMEA
年式2004年式
撮影場所京成勝田台駅
コメント 2004年に投入された特定用のブルーリボンシティのワンステです。2004年には特定用車両の置き換えのために新車が数台入ったのですが、写真の車両はこのうちの1台です。中扉が引戸になっていますが、特定用だからというわけではないそうです。大学輸送や企業輸送などに就いています。

社番251
登録番号習志野200か 488
形式三菱KL−MP35JM
年式2004年式
撮影場所津田沼駅
コメント ちばレインボーバス独自の新車となる三菱ふそうのワンステップバスです。写真の車両は船尾車庫に所属して船尾線を中心に走っています。

社番258
登録番号習志野200か 688
形式三菱PJ−MP35JM
年式2006年式
撮影場所船尾車庫
コメント 2006年式のエアロスターのワンステです。2006年式からPJ代になりましたが、基本的な仕様はKL代とほぼ同じです。ただ、ワンステはここまでで、以後の新車は大型ノンステがメインになります。


社番261
登録番号習志野200か 900
形式三菱PJ−MP37JM
年式2007年式
撮影場所津田沼駅
コメント ちばレインボーバスとして初めてとなる大型ノンステップバスが三菱ふそうニューエアロスターとして入りました。京成バス分離子会社で大型ノンステが入るのは珍しい方です。

社番158
登録番号習志野200か 932
形式日野PKG−KV234N2
年式2008年式
撮影場所千葉ニュータウン駅
コメント 2007年に入ったエアロスターノンステに引き続き、ブルーリボンUノンステも入りました。ただ、ちばレインボーバスのブルーリボンUはこの時が最初だったような・・・。

社番263
登録番号習志野200か1207
形式三菱PKG−MP35UM改
年式2010年式
撮影場所千葉ニュータウン駅
コメント 2010年式のエアロスターノンステです。京成バス本体では投入されていない日デエンジンを採用したPKG代のエアロスターです。2009年と2010年に1台ずつが入っており、船尾に配置されています。


ちばシティバス
 ちばレインボーバスは京成分離子会社の中で3番目に分離設立された会社で、旧京成電鉄千葉営業所新宿車庫を引き継いで1999年に誕生したものです。元々いすゞ車が多かったのですが、最近になって日野車も見られるようになりました。ちなみにちばシティバスの独自塗色はよく変わっているのでどんなものなのか一定していないようです。

社番C128
登録番号千葉22か3590
形式いすゞU−LV324L
年式1995年式
撮影場所幕張本郷駅
コメント ちばシティバスで多く見られるいすゞLVです。写真は純正車体ですが、他に富士車体も多く見られます。

社番C158
登録番号千葉200か  66
形式日野KC−HU2MMCA
年式1998年式
撮影場所千葉駅
コメント 写真の車両は最近になって古参車の置換えのために移籍された日野のワンステップバスです。車体塗色は京成バス時代のままですが、ちばシティバスは親会社からの移籍車は塗り替えを行わないのが普通だそうです。

京成タウンバス
 京成タウンバスは旧京成電鉄奥戸営業所の一部を引き継いで2001年に運行を開始したものです。高速バスでもお馴染みの営業所ですが、一般路線が移管されたと考えてもいいでしょう。車両はいすゞ車がメインで、ノンステップバス新車も数多く入れています。

社番T004
登録番号足立200か 578
形式いすゞKK−LR233J1改
年式2002年式
撮影場所市川駅
コメント 京成タウンバス分離化後に登場した新車で、中型使用路線で見かけることが出来ます。

社番T012
登録番号足立200か 877
形式いすゞKL−LV834N1
年式2003年式
撮影場所新小岩駅
コメント 京成タウンバス分離化後に登場したエルガのノンステで、Type−Bが選択されています。新小岩駅発着路線で見かけることができます。



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